食の安全
リンク: のめし日記: 食の安全.経由で、中国の7色に輝く河川と食品
個人的には、この写真は捏造と判断します。
色彩強調が激しすぎて、まるで60年代のカラーグラビアです。もしかすると本当に60年代のカラーグラビアそのものかもしれません。この写真には撮影年代がありませんから。
また、緑化のために、種子が入った緑色の液体を散布することは日本でも行われています。
水面いっぱいに泡立っているのは洗剤のせいじゃありません。自然界によくある現象です。
黄砂は元々自然現象ですが、なんでここに並べられているのか理解できません。
写真を誇張・捏造し、事実と異なるキャプションを付けて嘘をつく手法は古来から行われている事です。
非常に残念なのは、南京大虐殺の証拠写真と呼ばれるものが捏造であるという事に喜んでいた人々が、こんな写真を喜んで紹介している事です。(もちろんのめしな人の事ではありません。また、写真の掲載者が、どうであるかは、私は知りません。(追記:でもね、ブログ形式なのに、記事がこれ一個きりで一月以上放置ってどういうわけなのかな?続報とか、裏づけとか、無いの?))
「写真は嘘をつかない」なんてのは、大嘘です。
この写真と中国の食の安全について、なんら関係がないと思います。もちろん、それが安全である、と断言しているわけでもありません。単に無関係だというだけです。
ただ、輸出作物に、ある程度の防腐処理を施すのは当たり前のことらしいので、どこの国からであれ、それなりのリスクはあるようです。また、だからって国産が安全であるかは、また別の話になります。
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Comments
いいんじゃないですか。日本も高度成長期にはなにがしか問題起こったわけですから、その後の技術進歩で程度の差こそあれ中国でもそれなりの可能性はあるわけでしょうね。ま、一つの問題提起であることには違いないけど。仮に捏造だとして掲示した人のメリットは?売名行為くらいかな?まあ、誇張が過ぎて嘘っぽいのをまっとうな人々が見てれば、それを評価、判断するのは各々が決めることですから。
なお、僕の場合掲載写真全てにつっこみを入れる知識がありませんが、枯草緑化写真?の件について言えば作業風景や使用機器を見る限り、いわゆる種子吹き付け作業とは全然違うもの(その手の作業ならもっと太いホースとエアーホースを並行して使った作業)なのでそれなりに現実味があるような気もしますけど。
Posted by: MATSU | 2005.08.11 07:34 PM
「捏造だとして掲示した人のメリットは?」→中国嫌いな人なんでしょうね。隣の国が嫌いな人は、どこの国にもいっぱいいるでしょう。
捏造は「いいんじゃないですか」では済まされません。「捏造写真」を資料として使ってしまったばかりに筆を鈍らせてしまった、本宮ひろし氏の例を見てもあきらかです。
Posted by: さとしす(satoshis) | 2005.08.11 11:33 PM
ぼくも同じポイントで、これは真正面には信じられない記事としてとらえてます。
コメントも悪ふざけっぽいし、その写真がその公害のものと関係があるのかよくわからないしね。そもそも黄砂は公害じゃないし。「毒菜」の騒ぎは、収穫前に残留時間を考えずに撒いちゃってる話だったはずだしとごちゃ混ぜです。
まあ、ひねくれモノといわれればその通りですけどね(笑)
Posted by: くっきも | 2005.08.12 12:04 AM
ふむ、中国に対するネガティブ・キャンペーンだと言われれば、そういう側面も十分あり得ますね。
確かに好き嫌いと告発とはごちゃ混ぜがあってはいけないでしょうけど。
まあしかし、それを見聞きしてどう反応するのかはあくまでも良識ある読者次第でしょうね。
過剰反応やミスリークは避けたいものです。
Posted by: MATSU | 2005.08.12 11:12 AM
というわけで、この記事も一つの見解を示したに過ぎないわけですが、結構鵜呑みにしてトラックバックやコメントしてる人多いんだわ、元々のサイト。
Posted by: さとしす(satoshis) | 2005.08.12 03:28 PM