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外かん千葉県区間一般部、部分供用で19年度にも

 全線開通までには、まだまだ掛かると思われるので、作りやすいところから部分開通していくのは、うれしいですね。

日本建設新聞Webより。


千葉外かん、完成20年半ばに
 用地買収の難航で
  7.2km区間 環境保全空間で部分供用も
(国交省、JH)

 一般国道298号東京外かく環状道路(外かん)の整備を推進している国土交通省首都国道事務所、JH日本道路公団千葉工事事務所は、19年度の完成を目標にしていた千葉県区間(12.1km)について、用地買収が困難なことから20年半ばごろになるとの見通しを明らかにした。ただ全線供用に先立ち、うち延長7.2kmの3区間(3ステップ)で地元の協力が得られれば、一般部を「環境保全空間」として19年度前後の部分供用も可能との見方を示した。

 環境保全空間は、騒音・振動・大気汚染などの沿道地域の生活環境に及ぼす影響を軽減するために設けるコミュニティ空間。標準幅員は16mとしている。歩行者や自転車の通行空間、地域内自動車交通のためまサービス道路、植樹帯で構成する。画一的な道づくりではなく、地域の個性と創意工夫が活かされた道にしようという狙いがある。

 15年度に学識経験者からなる千葉外かん環境保全空間整備検討会を設立、ユニバーサルデザインの観点から歩行者が安全に通行できる空間や、防災機能に配慮、通過交通を抑制したサービス道路の形態、潤いの場としての植栽のあり方などを検討してきた。昨年12月に空間整備の手引き検討案・骨子を作成。パブリックコメントの意見を反映して、今後、検討案をつくる。その際、先行してモデル道路を整備する予定で、今回部分供用が可能とした3区間で導入されることも考えられる。

 3区間のうちの1区間であるステップ1は、国道6号から県道市川松戸線までの延長 1km区間。専用部より低い高架構造部分を環境保全空間として整備する。メリットとしては、埼玉県三郷市方面へのアクセスが向上するほか、目的地への時間短縮が図られる。ただデメリットとして、市川松戸線の交通量が若干増加すると見込まれる。

 ステップ2は、国道357号から県道市川浦安線までの延長3km区間。ここは掘割構造となっており、地上部を環境保全空間として使う。これによって、湾岸方面へのアクセスが向上、本線と交差する県道船橋行徳線の混雑も緩和される。また高谷川沿いの市道、産業道路も混雑解消。市川市南部の生活道路への流入が減るだけでなく、地域経済の活性化にもつながるとされる。

 部分供用することで、国道357号の交通量が増加するものの、高浜立体、千鳥立体の整備で相殺。また市川インターチェンジ(IC)付近の市川浦安線の交通も混雑する恐れがあるが、市川IC北交差点の左折レーン設置(県事業)で緩和できる見通し。ただ県道若宮西船市川線の交通が増加することが考えられる。

 ステップ3は、ステップ1の延長線上の市川松戸線から県道高塚新田市川線までの3.2km区間。掘割構造となっている個所で、サービス道路部分を環境保全空間として使う。市川市北部の生活道路の利便性の向上が期待できるのがメリット。また通学路の安全性、防災機能も高まり、生活環境の改善が見込まれる。ただ、高塚新田市川線北側のバス通りの交通量が若干増えることが懸念がある。

 いずれのステップも、地元住民の意見に耳を傾け、用地買収に協力が得られれば全線開通までの部分供用が可能と判断している。用買が進捗したと仮定した場合、部分供用の時期としては、ステップ1が19年度まで、ステップ2が19年から1-2年後との見通し。ステップ3は用買の進捗具合によって決まる。

 今後の予定については、松戸、市川全線の用買を推進。葛飾大橋外回りは今月20日に供用開始(内回りは供用済み)、続いて3月には三郷市-松戸市間約8.4kmを4車線供用する。また国道6号以北の葛飾大橋外回り(東京都内・松戸市内)の工事を進める。

 国道6号以南の松戸市区間は、矢切擁壁工、函渠工などを促進。環境保全空間のモデル道路も整備する。市川市区間については、3月に小塚山トンネル部工事契約を締結するほか、高谷地区で高谷川を渡河する工事(高谷川橋)を行う。そのほか高谷JCTランプ橋下部工促進、北台バス通り-高塚新田市川線の搬入路延伸整備、環境保全空間のモデル道路整備を予定している。

 外かんの東側区間などの整備については、都市再生プロジェクト第2次決定(平成 13年8月)で、大都市圏における環状道路体系の整備として積極的に推進し、19年度までに暫定的な環状機能を確保することがうたわれている。ただ、用地買収の難航から、完了時期の延長を余儀なくされた格好。用地の進捗状況をみると、千葉県内全区間(12.1km)で着手しており、取得率は松戸市が約 99%、市川市が約82%。ただ県内全体でみると約84%となる(16年9月末現在の面積ベース)。

 工事の進捗状況をみると、国道6号以北は江戸川左岸から国道6号間の外回り線が11年4月に、東金町高架橋外回りが16年2月にそれぞれ供用済み。現在、10年から着手した葛飾大橋(外回り)下部工を進めている。一方、国道6号以南については、矢切高架橋下部工事(松戸市)に11年から、高谷cランプ下部工事(市川市)に12年からそれぞれ着手している。国道6号ランプから北台バス通りまでの区間については、搬入路が概成している。

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