地理好き
地名と場所を知らない=地理に弱い と、面白おかしく報道されていることについて。
ひとくちメモ: 地理に弱い日本人
地理を面白いと思わせる先生が、少ないのが問題なのでしょうね。地名暗記科目と思われると、普通の人はかなり辛いかも。クイズ好き(←自分も)は、問題無いんですけど。歴史好きの人が「年号を覚えるのが歴史を学ぶことじゃない」と思うのと同じで、地名を覚えることが地理を学ぶことではないはずです。
例えば「山がちで降水量の多い地域では、水力発電による安価な電力が得られるので、アルミニウム精錬が盛んで、輸出品目の一位になる。ボーキサイトが採れるかどうかは、あまり関係ない。」とか、「鉄鋼の輸出を伸ばすには、鉄鉱石のほかに良質な石炭が必要なので、鉄鉱石産出国よりも石炭産出国のほう。」とか。地中海性気候では、夏あまりも雨が降らないので、植物が枯れてなんか冬みたいな景色だとか、海洋性気候では、熱がこもらないので、熱帯でも割と過ごしやすいんだとか。
もう、どの国がそうなのかは忘れてしまったけれども、地理って面白かったよな、と思うのでした。それを教えてくれたのは高校と予備校の先生でした。
そんな地理オタクな先生たちのお勧めは、日本国勢図会(ずえ)と世界国勢図会。最新の基礎データ本で、言わば地理界の理科年表みたいなもんです。
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