「耳をすませば」で許せないこと

　スタジオ　ジブリのアニメは、いわゆる声優じゃない人を使ったりすることが多いのですが…。
こちらとか、こちらとかで言われてるように、良かったり悪かったり。

１）中学生役を中学生がやるのは、いいです。　許容範囲内です。がんばってるし。
２）普段あまり声の仕事をしない、非常にうまい役者さんを連れてくるのも、いいです。制作費潤沢で良いですね。

　そこまでは、いい。ちょっと外してても我慢する。大抵の場合、良いほうに意外な効果になってるし。

　　　　　　　　でも、ただのオヤジをオヤジ役にすんな！

　糸井重里（トトロ）は、まだいい。新鮮味もあったし。その時点では。

　　　　　　　　　でも、立花隆（耳をすませば）は許しがたい！

　ご本人には大変申し訳ないけど、主人公の親父が、セリフを吐く度に腹が立ってしょうがない。「引っ込め、大根！　文士劇で金取るつもりか、ふざけんな！」と叫びながら、客席から座布団投げたい気分。

　高・大（笑）と放送(委員会｜サークル）に身をおいたものとしては、へたくそな演技でマイクの前に立ってくれるのは、放送劇、ラジオドラマ(録音構成ともいう）への冒涜と感じます。遠い遠い将来、プロの声優さんで、やり直して欲しいです（きっぱり）。

　プリキュアの美墨さんの中の人だって、今のほうが絶対良いです。「幼稚園・小学生の憧れのお姉さん」である中学生を演じる彼女は素敵です。「耳をすませば」の頃のほうが良かったなんてことは、ぶっちゃけありえない！です。